新横綱大の里「仕上がってきた」 相撲取らずも、基礎で鍛錬

 大相撲の新横綱大の里は9日、愛知県安城市の二所ノ関部屋で2日続けて相撲を取らず、基礎運動を中心に鍛錬した。10日は当初の予定通りに部屋の稽古が休み。出稽古は境川部屋へ行った6、7日の2日間で打ち上げ、注目の名古屋場所(13日初日・IGアリーナ)を迎える。

 大の里は四股、すり足、てっぽうを入念にこなし「基礎を徹底してやっているので、体は仕上がってきた。あとは細かい部分を確認して集中する」と話した。汗をたっぷりとかき、太ももや腰回りがたくましくなったように映った。

 申し合いの番数よりも相撲の基本運動に重点を置き、日を追うごとに状態が良くなってきた。

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