小錦さんが武蔵川部屋力士に指導「気持ちが一番大事」
元大関小錦の小錦八十吉さん(61)が5日、名古屋市中区の武蔵川部屋で指導を行った。
東京、各地方場所でもコーチを務めている。今場所は1日から10日ほど指導にあたる予定だという。力士たちに厳しいゲキを飛ばし続け「気持ちと体が同じ方向を向いて相撲を取るのが大事。技はいずれ身に付く。気持ちが一番大事」と信念を明かした。
部屋頭の東幕下39枚目の日向龍は「厳しく追い込んでくれてありがたい。言葉は厳しくとも、確かにそうだな、と感じることばかり」と感謝した。同部屋は武蔵川親方(元横綱武蔵丸)のおい、光武蔵が注目を集めるが、小錦さんは「力士全員が大切な存在。皆に注目してほしい」と語った。




