ドルーリー朱瑛里 予選敗退に「悔しい」と苦悶の表情 女子1500M 序盤は田中希実らと並走も2周目から後退
「陸上・日本選手権」(5日、国立競技場)
女子1500メートルが行われ、ドルーリー朱瑛里(17)=津山高=は4分27秒35で1組13着となり、予選敗退となった。
序盤は先頭付近で、日本記録保持者の田中希実(ニューバランス)らと並走。その後も5番手でレースを進めたが、2周目以降から一気に離された。「800メートルまでは付いていったけど、(他の選手を)前に出してしまってずるずるいってしまった。目指したレースではなかった。悔しい」と唇をかんだ。
2023年に行われた全国都道府県対抗女子駅伝(京都)の3区で、17人抜きの区間新記録をたたき出し、一気に注目を集めたホープ。昨年の20歳以下のアジア選手権では、金メダルを獲得した。
最近は「自分の走りを見失っていた時期もあった」というが、24年日本選手権に続く勝舞台を目指し、気持ちを立て直してここまで練習を積んできた。「6位に入って決勝に残るレースをしたかった」と苦悶(くもん)の表情を浮かべた。




