高安が小結で6勝9敗→小結に奇跡の残留!15日制で史上初、驚きの番付発表
日本相撲協会は30日、大相撲名古屋場所(7月13日初日、IGアリーナ)の新番付を発表した。
夏場所を14勝1敗で連覇し、4度目の優勝を飾り横綱に昇進した大の里(二所ノ関)が西に入り、豊昇龍(立浪)が東横綱に座った。
12勝で大関とり足がかりを得た若隆景が大栄翔、霧島とともに3人目の関脇に入った。関脇経験者が幕下以下に降下後に復帰するのは、琴風、照ノ富士以来3人目。
また、東小結で6勝9敗だった高安は西小結への半枚降下で三役残留。小結で6勝止まりから残留するのは15日制で初のケースとなった。
東前頭9枚目で11勝を挙げ、史上最速新三役の可能性があった安青錦は、東前頭筆頭となった。それでも今場所で勝ち越し、9月場所で新三役となれば、年6場所制となった1958年以降初土俵では朝青龍らの所要14場所を抜いて最速となる、初土俵から所要12場所(幕下付け出しは除く)の記録が誕生する。
〈大相撲名古屋場所 幕内番付=東、西〉
【横綱】豊昇龍、大の里
【大関】琴桜
【関脇】大栄翔、霧島、若隆景
【小結】欧勝馬、高安
【前頭1】安青錦、若元春
【前頭2】王鵬、阿炎
【前頭3】阿武剋、金峰山
【前頭4】伯桜鵬、玉鷲
【前頭5】平戸海、明生
【前頭6】尊富士、豪ノ山
【前頭7】翔猿、遠藤
【前頭8】佐田の海、一山本
【前頭9】宇良、千代翔馬
【前頭10】熱海富士、狼雅
【前頭11】隆の勝、時疾風
【前頭12】翠富士、朝紅龍
【前頭13】美ノ海、正代
【前頭14】草野、藤ノ川(若碇改め)
【前頭15】琴勝峰、英乃海
【前頭16】嘉陽、御嶽海
【前頭17】琴栄峰、獅司





