フィギュア女子 樋口新葉も来年現役引退を表明「今シーズン限りで引退しようと決めて臨んでいる」 22年北京五輪団体銀、個人4位
フィギュアスケート女子の樋口新葉(24)=ノエビア=が27日、ミラノ・コルティナ五輪が行われる来年の現役引退を表明した。
この日、横浜市内で行われたアイスショー「ドリーム・オン・アイス」に出演。「今シーズン限りで引退しようと決めて臨んでいる。昨シーズンでやめようかと思ったけど、世界選手権で取った枠を自分で使いたかった」などと話した。
来年2月のミラノ・コルティナ五輪へ向けては「やるからには五輪を目指して進んで行きたいと思っている」と話したが、「その中でも一つ一つの試合がすべて最後と感じ取りながら、納得して終われるように、次に進めるようにすると、自分の中でやってきたことは間違っていなかったと思える。自分が今までやってきたことを納得いくように出していくことが目標」と続けた。
樋口は3月にボストンで行われた世界選手権に出場。日本選手では2位の坂本花織、3位の千葉百音に次ぐ6位入賞。この結果、日本女子は来年のミラノ・コルティナ五輪の出場枠最大3枠を獲得した。
樋口は22年北京冬季五輪で個人4位。団体銀メダル獲得に貢献し、五輪史上5人目となるトリプルアクセルを成功させた。
20日に同じく今五輪シーズン限りでの引退を表明した日本女子のエース、坂本花織とは同い年。坂本は20日に「6月最初に樋口さんと念願の旅行にいけて、ちょっと息抜きできた。ふざけた話から真剣な話までしてリフレッシュさせて来季頑張ろうとねという感じで良いオフを過ごしました」と話していた。




