大相撲 音羽山部屋が部屋開き 元横綱鶴竜の音羽山親方「愛される、尊敬される力士を育てたい」
大相撲の音羽山部屋が22日、東京都墨田区で部屋開きを行った。
陸奥部屋から一昨年末に独立し、昨年4月に先代の定年に伴い霧島らが移籍し、現在の弟子は9人。音羽山親方(元横綱鶴竜)は「ただ強いだけでなく人としても成長させたい。愛される、尊敬される力士を育てたい」と語った。
この日はモンゴルの大学教員で、親方の父の誕生日。両親を呼び寄せた親方は「素晴らしい天気で良かった」と語った。
弟子に対しては「稽古ではライバル意識を持ってもらう」としつつ、「キツイのは稽古だけ。オンとオフをハッキリさせて、家族、兄弟のように。引退するまで部屋は自分の家でもある。部屋にいるのが楽しく思ってもらいたい」と呼びかけた。
関脇霧島は夏場所で11勝を挙げ、大関復帰への起点をつくった。「本人はたくさんの方に早く戻れるように、と言われている。師匠はプレッシャーを与えず、自然体で臨めるようにしたい」と名古屋場所(7月13日初日、IGアリーナ)に視線を向けた。





