元照ノ富士、伊勢ケ浜親方も白鵬翔氏との確執否定「角界に入るきっかけの大先輩」「悪い関係はない」退職は「残念」

 大相撲元横綱照ノ富士の伊勢ケ浜親方が9日、都内で襲名会見に臨み、日本相撲協会を退職した白鵬翔氏について言及した。

 伊勢ケ浜親方はモンゴルの大先輩である白鵬氏について「角界に入るきっかけを作っていただいた大先輩ですし、この1年間は一緒に部屋でやってきて、いろんな話も2人でした。残念な気持ちはある」とした。

 また、一部で報道された白鵬氏との確執については「報道も見ていましたけど、個人的に悪い関係はありません。この1年間は一緒にやってきて、周りのみんなが見てきたと思う。報道ではいろいろ書かれることが多いので、はい。一切ありません」と否定した。

 白鵬氏はこの日付けで日本相撲協会を退職し、都内で会見。世界相撲プロジェクトを表明し、同構想を推進する新会社代表に就く予定であると明かした。伊勢ケ浜親方は「相撲が大好きな大横綱でしたから、これからも恩返しできるようにという思いも聞いておりますので、これからも頑張ってくれたらと思います」と語った。

 白鵬氏も確執について否定。「この報道でいろいろ書かれましたが、後輩であり同僚の照ノ富士が、伊勢ケ浜親方になることというのは去年、今年の話でズレがある。照ノ富士は父、間垣部屋に入れましたし、後輩として頑張ってくれた。照ノ富士の下で嫌だ、なんていうことは全くありません」とした。

 この日付で、定年を7月に控える伊勢ケ浜親方は宮城野の名跡を継承して協会に参与として残り、同部屋は元横綱照ノ富士親方が伊勢ケ浜の名跡とともに継承。炎鵬、伯桜鵬ら旧宮城野部屋力士を継続して指導する。

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