「相撲協会はなんのためにあるのか」元白鵬退職に元大関が動画で憤り「なんで他の部屋でも問題起きてるのに白鵬横綱にだけこんな厳しいのか」「クビにしたようなもの」

 大相撲の元大関栃ノ心のレヴァン・ゴルガゼ氏(37)が4日、自身のXに動画を投稿。日本相撲協会を退職することになった元横綱白鵬の宮城野親方への思いを語った。

 白鵬との2ショット写真とともに「信じられない。心が痛い」とつづり、動画では「文章書こうかと思ったんですけど、書くよりは自分の気持ちを伝えたいと思って。ムービーで」と投稿した理由を説明した。

 「白鵬横綱の件、皆さんどう思いますか?誰よりも、45回優勝した人間、人間としてもむちゃくちゃいい男だし、誰よりも活躍して20年間相撲協会の看板だった人間に、相撲協会がこんな冷たくすると思わなかったね。そろそろ自分の部屋に戻れるかと思ってたのに、クビみたいになってますね。自分で辞めますよって言われたっていっても、他の道がなかった。辞めるしかなかった。めちゃくちゃ悔しい」と憤りを語り、「これからも宮城野親方がいて、若い親方衆がいて、これから相撲協会盛り上がるんじゃないかなと思ってたのに。なんで白鵬関にだけ冷たくされたのか。だって宮城野部屋で起きた問題に対して、同じ問題、いろいろ部屋で起きてるのに。宮城野親方にだけこんなに厳しいのか。なんなのかな。相撲協会なんのためにあるのか。相撲協会に勤めている人間を守るためじゃないのか。なんで宮城野親方は守れなかったのかね」と疑問を呈した。

 さらに「おかしいと思わないですか?ひどいですよ。信じられない。あんな誰よりも相撲のことを勉強して活躍して、相撲協会を引っ張ってきた人間をクビにしたようなもの。ルールというけど、なんでほかの部屋で起きている問題を流してるのに、白鵬横綱にだけこんなに厳しいのか。おかしいと思わない?」と、首をひねった。

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