2028年ロス五輪新種目のフラッグフットボール 日本代表が練習公開 女子代表・上松「金メダル獲りたい」 世界選手権では銅メダル

 2028年ロサンゼルス五輪で新種目として追加されるフラッグフットボールの男女の日本代表が7日、千葉県内で練習を公開した。女子は昨年の世界選手権で銅メダルを獲得しており、ロサンゼルス五輪のメダル有力候補。DB兼WRの上松あかり(20)は「(五輪へ)まずは日本代表として出場することがひとつなんですけど、チームを引っ張る存在となって金メダルを獲りたい」と力を込めた。

 フラッグフットボールは、アメリカンフットボールから派生したスポーツで、タックルの代わりに、腰の両側の付けたフラッグを奪う競技。チームで作戦をたて、いかにパスを通していくかの頭脳戦でもある。上松は「チームスポーツで、アメリカなど身体能力が自分たちより上のチームにも、チーム力で勝てるのがこのスポーツの魅力」と語った。

 上松自身は小学生時代にフラッグフットボールを始めた。「小さいころからスポーツは大好き。今までやったことのない形のボールで、新しい競技だと感じて新鮮で楽しかった」と、競技の第一印象を振り返った。

 慶大時代は、体育会でラクロスと両立してフラッグフットボールに励んでいたというが、五輪新種目と決まってから、ラクロスを辞め、アメリカンフットボール部に入部。男子の選手とともに練習に励んでいる。フラッグフットボールは、ヒューペリオン東京でQBとしてプレーしており、今年の日本選手権では優勝を経験した。

 18日にからは米国へ遠征し、インターナショナルボウル(国際親善試合)に出場する。「自分の中では新しいポジションで初めて世界大会に行くというので、挑戦者の気持ち。アメリカなどに対してやってきたことを100%出し切るのと、楽しみたいっていう気持ち」と意気込んだ。

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