リーチ・マイケル主将「若手チャンス少ない」BL東京が史上初V2も問題提起 胴上げではまた“直立不動”で舞う「スベった?」

 「ラグビー・リーグワン・プレーオフ決勝、BL東京18-13東京ベイ」(1日、国立競技場)

 レギュラーシーズン1位のBL東京が、同3位のS東京ベイを18-13で破り、2季連続2度目の優勝を果たした。元ニュージーランド代表SOリッチー・モウンガ(31)のトライで先制するなど前半を8-6のロースコアで折り返した後、WTB森勇登(26)のトライ、モウンガのゴールなどで突き放し、僅差を守り切って、リーグワン4シーズン目で初の2連覇を達成。主将のリーチ・マイケル(36)は「6連戦の中できつい試合だったが、粘って粘って最終的に勝てた。連覇はリーグワンで初めてなので、新しい歴史ができて本当にうれしい」と喜びを噛みしめた。

 国立競技場に51009人の大観衆が詰めかけた頂上決戦で、今季も赤のジャージーが歓喜の輪をつくった。胴上げの際、リーチは昨季に続いて“直立不動”の姿勢で舞い周囲を沸かせたが、「自分の中では軽くスベったんじゃないかなと(笑)。次は真面目にやりたいと思います」とおどけた。

 また、優勝会見の際には、今後チームの黄金時代を見据えた上で、「東芝(BL東京)には若い選手がたくさんいて、ただ、出番が少なかった。リーグワンでは95%同じチーム(メンバー)でやってきたので。もっと若い選手をどうやって出すか、ちょっと問題があると思います。たくさんいい選手がいて、なかなか出番がなくて(アピールもできず)、日本代表になるチャンスもなくて」と、あえて問題提起。「まあ、来年はもっと若い選手が出られるようになってほしいです」とチーム全体の新陳代謝を求めた。

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