弓取りの天空海が幕下筆頭で負け越し「悔しいな」十両復帰→弓取り継続の夢持ち越し

 「大相撲夏場所・11日目」(21日、両国国技館)

 西幕下筆頭の天空海(34)=立浪=が出羽ノ龍(出羽海)に寄り倒され2勝4敗と負け越した。出羽ノ龍は3勝3敗。

 今場所から結び後の弓取りを務める。元幕内が十両から陥落して弓取り力士となるのは初のケース。十両復帰後も弓取りを務める意欲を示していただけに、悔しい黒星だった。

 立ち合いから押し込まれ、得意の掛け投げをしかけるも呼び込む形となり、そのまま寄り倒された。天空海は「いい立ち合いができていない。流れが悪い。自分の相撲が取れていない。悔しいな」と反省していた。

 弓取りは基本的に横綱がいる部屋又は一門の力士から選出されるケースが多い。

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