サニブラウン「200mは出ない」今季も100m&リレー集中 都内小学生と交流「きてよかった」
陸上男子で、昨夏のパリ五輪代表のサニブラウン・ハキーム(東レ)が16日、都内の小学校を訪問し、子どもたちと触れ合った。体育館では質問コーナーを実施し、グラウンドではクラウチングスタートを目の前で披露するなど交流。元気いっぱいの小学生から元気をもらい、「楽しかった。こういう活動も大事。大会前だけど来て良かった」と充実感を漂わせた。
4月末に中国で行われたダイヤモンドリーグ第1戦で今季初戦を迎え、100メートルは10秒42。今月の世界リレーにも出場し、4位だった。スピード練習を開始したばかりでコンディションは上がりきっていないが、7月の日本選手権や9月の世界選手権(ともに国立競技場)が本命。「(状態は)ゆっくり上げていきたい」と焦りはない。
18日はセイコーゴールデングランプリ(国立競技場)に出場する。「200メートルは無理したくないので、おそらく出ない」と、今季も100メートルとリレーに注力する方針だ。「ここからシーズンインしたことになる。レースをまとめたい」と気持ちを高めた。





