大の里「しっかり考えてやった」 圧巻のパワー見せつけた!王鵬を押し出し4連勝
「大相撲夏場所・4日目」(14日、両国国技館)
横綱豊昇龍は平幕阿炎の引き落としに屈し、2日連続で金星を許して2勝2敗。新横綱で途中休場した春場所から通算5個目の金星配給となった。綱とりの大関大の里は王鵬を押し出し、初日から4連勝。大関琴桜は若元春を寄り切り、2勝2敗の五分に戻した。全勝は大の里、大関昇進の可能性を残す関脇大栄翔、遠藤、錦木、伯桜鵬の5人となった。
大の里が王鵬を真っ向勝負で退けた。立ち合いで一歩下がったが、右差しにこだわらず突き押しで前進。あっさりと押し出し、圧巻のパワーを見せつけた。注目の全勝対決を制し、「上体だけで押さないよう、しっかり考えてやった。前半をしっかり集中してやりたい」と落ち着いた様子で語った。課題の前半を乗り切れば、綱とりムードが一層高まっていく。





