IOC・バッハ会長がJOC訪問約26分熱弁 8日に長期療養中の山下会長お見舞い「友情に満ちた会話できた」
国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が9日、都内の日本オリンピック委員会(JOC)を訪問した。コロナ禍で開催された21年東京大会を振り返って開催の感謝を述べつつ、五輪の価値や意義を約26分間にわたって熱弁。「東京という五輪都市に戻ってこられてうれしく思う」と実感を込めた。
また8日には、長期療養中の山下泰裕JOC会長と面会したと明かした。「個人的に山下さんをお見舞いすることができた。良き友人と会えてうれしかったし、友情に満ちた会話を交わすことができた」と振り返った。
バッハ氏は2期12年の任期を満了し、6月に退任する。後任には、競泳女子の五輪金メダリストのカースティ・コベントリーIOC理事(ジンバブエ)が選ばれている。