男子バレー サントリーが大逆転でSVリーグ初代王者に王手!崖っぷちからチャレンジで驚異的な復活劇 フルセットの激闘制し感極まる選手も

 「SVリーグ男子・プレーオフ決勝、サントリー3-2愛知」(3日、有明アリーナ)

 サントリーが大逆転でフルセットの激闘を制し、SVリーグ初代王者に王手をかけた。

 第1セット、第2セットと愛知の勢いに押されて落としてしまったサントリー。あとが無くなった中、第3セットを奪い返すと、第4セットは25-26から相手にスパイクを決められたかに思われた。

 だがチャレンジで判定が覆り、一転してゲーム続行。最後は31-30から相手のスパイクが決まったと思われたが、再びチャレンジで判定がボールアウトに覆り、執念でセットカウント2-2に戻した。

 ミドルブロッカーの小野寺が攻守にわたって躍動し、チームをけん引。第5セットも勝負所でブロックを決め、ゲームを優位に進めた。しかし粘る愛知にいったんは12-13と逆転を許す。それでも追いつき、最後の1点を取り合う展開に。愛知にマッチポイントを握られ、高橋藍が止められたかに見えたが、チャレンジ成功でファウルと判定され再びタイに。最後はサントリーが26-24押し切った。

 「自分たちを信じて戦い抜けた。勝ててよかった」と語った高橋藍。「最後まであきらめなかった気持ちがこういう結果になった」と振り返り、「しっかり自分たちのバレーをして、優勝目指して頑張ります」と力を込めた。佐藤もインタビューで感極まり「みんなが勝利を信じた結果がフルセットの勝利だったと思います」と語った。

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