SVリーグ女子 大阪Mがストレート勝ち王手 林琴奈がスーパープレー“左足レシーブ”「絶対に落としちゃダメと」
「SVリーグ女子・プレーオフ決勝、大阪M3-0NEC川崎」(2日、有明アリーナ)
女子プレーオフ決勝第1戦が行われ、レギュラーシーズン1位の大阪Mが2位のNEC川崎に3-0で先勝した。第1セットは25-14と圧倒。第2セットも25-10と大差で奪い、第3セットも25-21で押し切った。先に2勝した方が初代チャンピオンとなる。リーグは将来の完全プロ化を視野に、前身のVリーグを引き継いで昨秋開幕した。第2戦は3日に行われる。
執念のプレーでストレート勝ちを収めた。とっさの“足技”も繰り出し、勝利に貢献した大阪Mのアウトサイドヒッター・林琴奈は「しっかり勝ち切れて良かった。難しいボールにも粘り強く戦えていて、良かったから」と汗をぬぐった。
第1セットを大差で先取。第2セットで林のスーパープレーが飛び出した。ネット際でボールをはじき合う場面で、自身の足元に落ちてきたボールをすかさず左足でレシーブ。相手のミスを誘い「来るとは思っていなかったけど、絶対に落としちゃダメだと思った」とはにかんだ。
第3セットはNEC川崎の反撃もあり、競った展開が続いたものの、ラストはファンヘッケの強烈な一打でゲームセット。SVリーグ初代王者に王手をかけ、林は「勝ったからと言って油断せず、集中して戦っていきたい」と力を込めた。





