大相撲 綱とりの大の里、一門の連合稽古を欠席 師匠の元稀勢の里が理由明かす
「大相撲夏場所」(11日初日、両国国技館)
二所ノ関一門の連合稽古が千葉・佐渡ケ嶽部屋で行われた。3月の春場所で優勝し、初の綱とりに挑む大関大の里(二所ノ関)は欠席した。
大関琴桜(佐渡ケ嶽)、幕内王鵬(大嶽)、阿炎(錣山)、玉鷲(片男波)ら多くの関取衆が集まった中、今場所の主役の姿は不在だった。
師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)は、引き揚げる際に「体調不良。明日は大丈夫」と語った。2日の稽古総見には参加する。ケガではないか、とう問いかけには「そう」と言った。発熱か、という問いに「分からない、本人に聞いてみて」と語った。この日の朝に体調不良になったのか、という問いには「そう」と答えた。
大の里は巡業後の初稽古と思われる4月29日は、稽古始めに顔を出し引き揚げた。同30日は稽古を非公開とした。同日の会見では「深く考えすぎず、いつも通り。考えすぎると足をすくわれる。大阪場所もそうでしたけど、優勝することを考えたら負けた。棚からぼたもちじゃないですけど、降ってくるものだと思って頑張りたい」と話していた。
2日の稽古総見での内容は注目を集めそうだ。





