78キロ超級の世界選手権代表の新井万央は3回戦敗退の波乱「自分を見つめ直したい」
「柔道・全日本女子選手権」(20日、横浜武道館)
世界選手権(6月・ブタペスト)の78キロ超級の日本代表、優勝候補の新井万央(21)=日体大=は3回戦で姿を消した。谷岡成美(22)=日本エースサポート=に旗判定3-0で敗れた。
組み手争いで劣勢に立ち、奥襟を持ってもなかなか技を打てなかった。「結果は残せませんでしたが、2カ月後の世界選手権ではしっかり試合をできるようにしたい。組み手の強化、スピードをつけたい」とうつむいた。
今月上旬の全日本選抜体重別選手権では初戦敗退を喫し号泣したが、この日は淡々と敗戦を受け止めた。「自分より相手の方が自分の事を理解している。今は自分を見つめ直したい。ちょっと、なあなあの練習になっていたかもしれない」と、反省を口にした。





