琴桜が巻き返しに決意 重圧が不振の原因とする声には「その一言で片付られると苦労しない」

 土俵下で言葉を交わす豊昇龍(手前)と琴桜(隣)
 平戸海を押し出す琴桜、土俵下は欧勝馬に技術面を教える豊昇龍
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 大相撲の春巡業が16日、茨城県つくば市で行われ、大関琴桜(27)=佐渡ケ嶽=が逆襲に静かに闘志を燃やした。

 この日は錦木、王鵬、平戸海を相手に10番相撲を取り9勝1敗。「正面から当たりたかった」と狙いを明かした。

 綱とりが係った初場所は5勝10敗と負け越し。春場所は8勝でかど番を脱出。本来の相撲が取れていない。夏場所(5月11日初日、両国国技館)に向け、「変わらない。自分らしい相撲が取れるか。悪いイメージを残してもしかたない。その中で自分に必要なものは何か考えてやってきた。経験は積めた」と語った。

 不振の原因を重圧とする声に関しては「何も感じない。人の意見は人の意見。その一言で片付られると苦労しない」と意に介さなかった。

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