パリ五輪マラソン６位入賞で、ニューバランスとアスリート契約をしている赤崎暁（九電工）が１７日、都内に１５日にオープンした「ニューバランス　Ｒｕｎ　Ｈｕｂ　代々木公園」発表会に出席した。

　トークセッションに参加した赤崎は、お気に入りの靴について、パリ五輪や東京マラソンで着用していた「Ｅｌｉｔｅ　ｖ４」を挙げ、「自分の足、走り方にフィットして、反発をきれいにもらえるところが一番良い。いろんな人に履いていただいて、広めていただいたら」と紹介した。

　普段は「東京に来るとか、地方に行ったりすることがあるけど観光はできない」というが、今回は「観光ジョグっていう形でいろんな所に走りに行って、携帯を持って景色を撮りに行ったりとか、それで楽しんでます」と笑顔。この日の朝も、代々木公園を「６、７周ぐらいして１８キロ走りました」と、ランニングしてからイベントに参加した。それでも、「その距離は当たり前なので、普通かな」と余裕の表情だった。

　９月に東京で行われる世界選手権の最終代表選考会だった東京マラソンでは後半で失速し、２時間７分４８秒で参加標準記録を切れず。「前回の東京マラソンで日本記録を出したかった」と悔しがったが「これからまだチャンスはある。そこでしっかりと日本記録を出して、ニューバランスが一番良いぞっていうのを皆さまに広められたら」と意気込んだ。