駅伝初代王者・トヨタ自動車のエース太田「楽しめました」 自動車専用道の新御堂筋は人が入れず「沿道の応援が少なくて」とジョークも

 3区で御堂筋線の車両と併走しながら先頭を走るトヨタ自動車の太田智樹(代表撮影)
 3区で先頭を走るトヨタ自動車の太田智樹(代表撮影)
 優勝し会見する第3区の太田智樹(撮影・石井剣太郎)
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 「ACNエキスポ駅伝」(16日、万博記念公園~夢洲)

 トヨタ自動車が第1区からのトップを守りきった。3区を走ったエース・太田智樹(27)は、区間賞に加え優秀選手賞にも選ばれる走りで勝利に貢献した。

 今季、ハーフマラソンで59分27秒の日本記録を樹立するなど波に乗る太田は自動車専用道路の新御堂筋などを走り「人が入るところじゃないので沿道の応援が少なくて」、その専用道へ入る上り坂は「(急過ぎて)絶望しました」などジョークを交える余裕を見せつつも「楽しめました」と振り返った。

 学生との対戦というところでは、勝って当然と見られる「やりづらさはあった」としながらも、自身は「五輪など(個人競技は学生含め)、いろんな選手が出てくるので想定をして走れました」と、メンタル面の準備も整っていた。

 スケジュール的に難しい大会でもあったが「走って楽しかったし、見て楽しんだ方もいたと思う。(実業団には)いいアピールの場になったのでは」と前向きに受け止めていた。

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