朝力丸 国立大出身の朝力丸が実力者撃破で一番出世決める
「大相撲春場所・4日目」(12日、エディオンアリーナ大阪)
千葉大文学部から高砂部屋に入門した朝力丸(本名・京田力丸)が前相撲で2連勝とし、一番出世を決めた。
鳥取城北高校で全国高校選抜大会個人戦8強等の実績を持つ松田(境川)を相手に、土俵際ではたき込んだ。大阪屈指の進学校、大阪星光学院から国立大に進んだ経歴が注目されたが、本格的な相撲経験がないにも関わらず実力者から白星を手にした。
朝力丸は「なんかちょっと興奮しています」と感想を吐露。相手の経歴は知っていたというだけに、興奮を隠しきれない様子だった。
それでも落ち着きを取り戻した朝力丸は「1日1日を頑張るだけです。一生懸命にやります」と序ノ口デビューとなる来場所を見据えていた。




