角田夏実、4月の全日本選抜体重別にエントリーせず 阿部一二三&永瀬貴規は8カ月ぶり復帰戦
全日本柔道連盟(全柔連)は11日、全日本選抜体重別選手権(4月5~6日、福岡国際センター)の組み合わせを発表した。各階級8選手がエントリーし、昨夏のパリ五輪金メダリストでは男子66キロ級の阿部一二三(27)=パーク24=と81キロ級の永瀬貴規(31)=旭化成=が8カ月ぶりの復帰戦に臨む。女子48キロ級金メダルの角田夏実(32)=SBC湘南美容クリニック=はエントリーしなかった。今大会は、世界選手権(6月、ブダペスト)の代表選考対象となる。
角田は2月のグランドスラム(GS)・バクー大会で優勝。4月は体重無差別で争われる全日本女子選手権(4月20日、横浜武道館)に出場する意向を示している中、世界選手権にもつながる選抜体重別の出場については熟考していた。「自分でもどっちの自分か分からなくなるくらい気持ちがコロコロ変わっている。落ち着いてから冷静に考えたい」と話していた。
パリ五輪代表では、男子60キロ級銅メダルの永山竜樹(SBC湘南美容クリニック)、73キロ級銅メダルの橋本壮市(パーク24)、90キロ級の村尾三四郎(JESグループ)がエントリーし、女子では52キロ級の阿部詩(パーク24)が唯一、名を連ねた。





