大相撲 ネットで「場所中のSNSアップが禁止」拡散 協会が事実誤認を指摘

 大相撲の玉ノ井部屋が公式X(旧ツイッター)で7日、場所中のSNSアップが禁止になったと投稿。多くの反響があったことを受け、日本相撲協会が事実誤認を指摘した。

 玉ノ井部屋のポストでは次の通り。

 いつも応援ありがとうございます。

ルール改正で、「場所中のSNSアップが禁止」となりました。場所中は大相撲中継で応援していただき、それ以外の時期はSNSの発信をお楽しみください。

またABEMA TVさんでは大相撲の序の口から生配信をやっていますので是非ご覧ください。

 この日、大阪市内で行われた年寄総会後、佐渡ケ嶽広報部長(元関脇琴ノ若)は「SNSを禁止していることはない」と答え、広報担当の西岩親方(元関脇若の里)は「以前から場所中のテレビ出演は禁止となっており、その関係でYouTubeなど、動画の出演は控えるようになっている」と指摘した。

 春場所(9日初日、エディオンアリーナ大阪)が間近に控えているタイミングもあり、SNSで多く情報が広がった。西岩親方は「ネットで一気に拡散されるのは怖い」と話した。

 実際は場所中のXへのポスト(部屋の力士の取組、結果報告等)は不問で、YouTubeは自粛が求められている状況だという。協会側は既に玉ノ井親方(元大関栃東)に事実誤認の指摘を行ったと説明した。

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