大相撲 大阪・関西万博が豊昇龍人気に乗っかる「横綱の力も借りて一緒に走り続けていきたい」

 「大相撲春場所」(9日初日、エディオンアリーナ大阪)

 新横綱豊昇龍が6日、大阪市の住吉大社会館で立浪部屋激励会に参加。昨年より倍増の約300人が来場する大盛況だった。新横綱人気にあやかった、大阪・関西万博のアピールも行われた。

 チケット販売の苦戦が伝えられる万博。開幕を4月13日に控え、博覧会協会の高科淳副事務総長が来賓として登壇。万博の魅力を一通り力説した後に「横綱の力も借りて一緒に走り続けていきたい」と力を込めた。

 万博会場では8月3日に巡業「大相撲大阪・関西万博場所」が開催予定。高科氏は「国技として浸透し、多くの関心が寄せられている」と相撲の魅力を語った。新横綱誕生に伴い、同巡業のポスタービジュアルは、豊昇龍を中心としたものに差し替えたと明かし、期待を寄せた。

 激励会は通例、後援会会員のみの参加だが、今回は一般向けの参加チケットを販売。約50人の参加者が集ったという。同じく一般向けの千秋楽パーティーのチケットは申し込みが殺到し、新規受付を停止している状態だ。

 不人気が伝えられる万博からも頼られた新横綱効果。豊昇龍は「皆さまの応援、住吉大社の神様のおかげ」と声援、入門前から春場所の宿舎を構える地への感謝を述べ「7年前に初めて番付に載った場所に、横綱として帰ってこられてうれしい」と、感慨を口にした。

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