大の里、連合稽古で15番 琴桜に9勝6敗、活躍期す

 大相撲春場所(9日初日・エディオンアリーナ大阪)に向けた二所ノ関一門の連合稽古が2日、大阪市北区の大型複合施設「グランフロント大阪」で行われ、大関同士の稽古で大の里が琴桜に9勝6敗と勝ち越した。15番続けて取り「集中して、やるべきことをやっていく」と昇進3場所目での活躍を期した。

 大の里は出足を生かした速攻は少なかったが、左おっつけや右下手から振って相手を崩した。「我慢することができた」と納得の口ぶり。新横綱豊昇龍に対抗し、3度目の優勝が期待される。「あまり深く考えずに、自分のペースでやっていく」と平常心を強調した。

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