バレー女子 日本代表監督にアクバシュ氏が内定 協会正式発表 女子代表初の外国人指揮官「これからの旅が楽しみ」

 日本バレーボール協会は21日、ロサンゼルス五輪を目指す女子日本代表の監督にフェルハト・アクバシュ氏の就任が内定したと発表した。同代表では初の外国人監督となる。

 同氏は協会を通じ「日本の豊かなバレーボールの伝統の一翼を担うことになり、大変名誉に思うと同時に、女子日本代表史上初の外国人監督に就任することになり、大きな誇りを感じています。これからの挑戦の大きさは十分理解していますが、選手やスタッフ、協会には全幅の信頼を寄せています。共に努力し、献身することで、このチームを新たな高みへと引き上げていくことができると考えます。私は規律や困難を乗り越える回復力、チームワークといった日本の文化に深いつながりを感じており、成功のために貢献することを約束します。これからの旅が楽しみです」とコメントした。

 川合会長は「フェルハト・アクバシュ氏が女子日本代表の監督を引き受けてくださることを大変光栄に感じております。トルコのみならずポーランドやルーマニアなど海外での豊富な指導経験や、クラブ世界選手権大会でチームに栄冠をもたらす確かな指導力に加え、2017年から2年間女子日本代表のコーチを務め、日本の選手やチームをよく知るフェルハト氏であれば、女子日本代表を必ずオリンピックへと導いてくれると期待しています。ロンドン2012オリンピック以降遠ざかっているオリンピックでのメダル獲得に向けて、フェルハト氏とともに進んでまいりますので、女子日本代表への温かいご声援をよろしくお願いいたします」と期待を寄せた。

 アクバシュ氏は2017~18年に当時の中田久美監督の下で日本女子のコーチを務めた。その後はクロアチア代表監督などを経て、トルコの強豪クラブ、エジザジュバシュ・イスタンブールを率いていた。日本での指導歴があり、日本文化を理解していることや、強いチームで指揮を執っている手腕が評価された。

 昨季までは真鍋政義氏が監督を務めた。12年ロンドン五輪以来のメダル獲得を狙った昨夏のパリ五輪は、1次リーグ敗退に終わっていた。

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