北海道銀行が延長戦で敗れ五輪出場ならず フォースの田畑号泣「前の3人がショットをつないでくれたのに申し訳ない」 五輪代表候補決定戦の出場権逃す
「カーリング・日本選手権」(9日、横浜BUNTAI)
女子決勝で北海道銀行がフォルティゥスに延長戦の末に敗れ、昨年大会に続き準優勝に終わった。ミラノ・コルティナ冬季五輪代表候補決定戦の出場権獲得はならず、五輪出場の道が閉ざされた。フォースの田畑百葉はその場にしゃがみ込んで号泣。スキップの仁平美来も涙に暮れた。
第5エンドを3-2とリードして折り返した北海道銀行は、第6エンドに3点を奪われ逆転を許した。第7エンドは中央に置けば2点となる田畑の最終投が奥に抜け1点止まり。第8エンドで5-5の同点とし、第9エンドで2点を奪われて5-7に。最終第10エンドで2点を奪って追いついたが、延長戦で涙をのんだ。
試合後、仁平は「6エンドで3点を取られてから、しっかり耐えるゲームができていたかなと思うんですけど。9エンドを取られてから追いつくのに精いっぱいだった。内容的には悪くなかったが、フォルティウスさんのショット精度が私たちを上回ったかな」と話した。田畑は「前の3人がショットをつないでくれたのに、つなぎきれなかったのが申し訳ない気持ちでいっぱい」と話した。





