ロコ・ソラーレ男子は準優勝に呆然 最終投メジャー計測でミラノ五輪への道が消滅 数ミリ差で明暗 SC軽井沢が大熱戦を制す

 「カーリング・日本選手権」(9日、横浜BUNTAI)

 男子決勝が行われ、SC軽井沢クラブが優勝。5-7の僅差で敗れたロコ・ソラーレ男子は、ミラノ・コルティナ五輪への道が消滅した。

 負けたチームはミラノ五輪の可能性が消滅する戦い。互いに集中力を研ぎ澄ませ、1点を争う死闘となった。

 ロコ・ソラーレが第2、第4エンドに2点奪取に成功。前半はロコが4-3の1点リードで折り返した。だが、耐えていたSC軽井沢も第7エンドでこの試合初めての複数点となる2点を入れ、5-5に追いついた。

 第8エンドはSC軽井沢・柳沢の最終投でダブルテイクアウトが決まり、ブランクエンドに。5-5の第9エンド、ロコ・ソラーレのスキップ・前田拓海は最終投であえてスルーを選択し、相手にスチールさせて5-6となった。

 第10エンドはナンバーワンの石をメジャー計測する際どい戦いとなったが、わずかにSC軽井沢が上回った。勝利の瞬間、勝ったSC軽井沢のメンバーは雄たけびを上げながら号泣。数ミリ差で敗れたロコの選手たちは呆然と立ち尽くした。

 SC軽井沢は3月の世界選手権へ進出。ミラノ五輪へ向けて、9月の代表候補決定戦ではコンサドーレとSC軽井沢が戦う。

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