大相撲十両で優勝争うウクライナ出身力士が激突 獅司が単独トップに 安青錦に突き落としで勝利し11勝目
「大相撲初場所・12日目」(23日、両国国技館)
十両で優勝を争う1敗同士、ともにウクライナ出身による取組が行われた。獅司(雷)が安青錦(安治川)を突き落として11勝目。優勝争いで単独トップに立った。
互いに気迫をみなぎらせる好取組だった。立ち合いから突き合い、距離が離れて見合う場面でも突き合った。安青錦がまわしを取ろうと潜り込んだ際に足を滑らせ、獅司が好機を逃さず突き落とした。
先場所で新入幕も5勝10敗で十両に落ちた獅司。「まわしを取りに行かず、我慢して下からいけた」と取組を振り返り、ウクライナ出身同士に対戦については「変わらない。自分の相撲を取ろうと思った」と語った。
十両優勝争いは2敗で安青錦、竜電が追う。





