青学大 若の神こと若林宏樹が平地で快走「愛されているなと思いました」沿道の歓声に感謝「別府大分マラソンが最後となります」
「全国都道府県対抗男子駅伝」(19日、平和記念公園前発着)
今年の箱根駅伝で青学大の連覇に大きく貢献した若林宏樹が、和歌山の3区として登場。20位で4区の高校生にタスキをつないだ。
若の神は平地でも力を発揮した。22位グループで1万メートル日本記録保持者の群馬・塩尻との併走となる中、粘り強く走った。塩尻が区間賞となる中、23分46秒の快走だ。
これが最後の駅伝となる若林はNHKのインタビューに「沿道からのたくさんの声援が心強かった。本当に愛されてるなと思いました」と語った。記録には「自己ベストが23分31秒だったので、30秒台を出せた悔しさはある」と振り返り、「別府大分マラソンが最後となります」と最後のレースを見据えた。
若林は大学で競技人生を終える予定。卒業後は一般企業への就職が決まっている。