真也加ジェルーシャ有里が力走8人抜き「最低限の力発揮できた」父は箱根で渡辺康幸と伝説名勝負の真也加ステファン氏 SNS沸く「マヤカの娘が爆走しとる」

 2区を力走した鳥取の真也加ジェルーシャ有里(右)=撮影・山口登
 2区を力走した鳥取の真也加ジェルーシャ有里(右)=撮影・山口登
 一斉にスタートする選手たち(撮影・石湯恒介)
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 「全国都道府県対抗女子駅伝」(12日、たけびしスタジアム京都発着)

 2区で鳥取の真也加ジェルーシャ有里(23)が16位でタスキを受けると、力強い走りで区間5位の力走をみせ8人を抜き、8位まで浮上した。

 父は箱根駅伝2区で山梨学院大のエースとして、早大の渡辺康幸と伝説的な名勝負を繰り広げた真也加ステファンさんで、母は元世界選手権マラソン代表の盛山玲世さん。23年関西実業団駅伝では1500メートルで優勝、昨年11月の全日本実業団女子駅伝では2区区間5位などの実績を持つ。父の走りを見たことはほとんどなく、「元々陸上をやるつもりはなかった」という。ただ「テニスをやりたかったが、道具を挟んじゃうとポンコツになってしまうので。色んな部活を体験しておさまったのが陸上だった」と明かした。レースを走るに当たって、2区を走った経験のある母からのアドバイスもあったそうで「コースのイメージをしっかり作っておきなさいといわれた。父からは特に、しっかり走ってねくらい」と明かした。8人抜いたことは連絡する予定で「自分の最低限の力は発揮できたかな」と、振り返った。

 SNSでは往年のファンから「鳥取の選手めちゃ動き良いと思ったらマヤカさんの娘じゃないか」、「マヤカの娘が爆走しとる」、「マヤカさんの娘さんが全国女子駅伝で走ってる。しかも8人抜き。感動する」との声が上がっていた。

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