休場の照ノ富士は「様子見たい」 横綱審議委員会が本場所総見

 日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会が大相撲夏場所5日目の16日、両国国技館で本場所総見を行い、山内昌之委員長(東大名誉教授)は、左肋軟骨損傷などで2日目から休場の横綱照ノ富士について「腰、膝に加えて新たなけがが出てきた。もう少し様子を見てあげたいと思う」と述べるにとどめた。

 一人横綱の厳しい状況に「新しい世代が出てこないと、新旧交代が進まない」と指摘。琴桜、豊昇龍の両大関や新小結大の里を挙げ「下の力士たちが頑張ってほしい。横綱の実現というものが見えてくれば、変わってくると思う」と話した。

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