スキージャンプ・高梨沙羅 来季へ本格始動は5月 小林陵侑の恩師とのコンビ継続 クラレ社会貢献事業に参加

 ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(27)が6日、埼玉県三郷市内で行われた所属のクラレが実施する社会貢献事業「ランドセルは海を越えて」に出席した。使い終わったランドセルを全国から集め、アフガニスタンの子どもたちにプレゼントする企画で、約7000個が集まった。

 高梨は段ボールからの開梱や、検品、梱包(こんぽう)の作業に参加。軍手を付けて4個以上のランドセルを同時に持ち上げて運ぶなど、献身的に動いた。「たくさんのランドセルが集まって、手紙が入っていたりする。思い出の品なんだろうな、と思いながら仕分けをして、自分が小学校の頃を思い出しました」と笑顔で振り返った。

 3月末にシーズンを終えて帰国。現在はつかの間の休暇を堪能しており、「温泉とかに行きたいです」と明かした。8月のサマーグランプリに向け、5月から本格始動する予定。小林陵侑(チームROY)らとともに指導を受けるヤンネ・バータイネン氏とのコンビも継続するという。3季ぶりの優勝を狙う24-25年シーズンへ向けて「世界選手権(25年2月、ノルウェー・トロンハイム)もある。できるだけ表彰台に乗れるようにしたい」と意気込んだ。

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