競泳 五輪2冠・大橋が4位通過「この種目で代表権を」400メートル個人メドレー

 予選を終え笑顔を見せる大橋悠依(撮影・吉澤敬太)
 女子400M個人メドレー予選で力泳する大橋悠依(撮影・吉澤敬太)
 予選を終え、タイムを確認する大橋悠依(撮影・吉澤敬太)
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 「競泳・パリ五輪代表選考会」(19日、東京アクアティクスセンター)

 女子400メートル個人メドレー予選が行われ、21年東京五輪2冠の大橋悠依(イトマン東進)が、4分42秒82の4位で通過した。同代表の谷川亜華葉(イトマン近大)は首位で、成田実生(金町SC)は2位でそれぞれ決勝に駒を進めた。日本水泳連盟の派遣標準記録(4分38秒53)を突破した上位2人が、パリ五輪代表に内定する。

 大橋は泳ぎの感覚を確かめながら、最後は余力を残してゴール。4位通過とはなったが、最終泳法のクロールが始まる300メートル地点までは、1位通過の谷川より約2秒速いペースを刻んだ。

 これまでは心身の負担の大きい400メートル個人メドレーの出場は回避し、同200メートルに専念してきた。本来、武器とする長い手足を生かした抵抗の少ない泳ぎは長距離向き。周囲から惜しむ声もあり、五輪イヤーに入ってから同400メートル出場の覚悟を決めた。決勝へ「300メートルまでどれだけ楽に入れるか。この種目で代表権を取っていきたい」と力強く語った。

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