高2・平井瑞希がパリ五輪派遣記録超えで予選首位通過「思ったより緊張しなかった」 競泳・100mバタフライ

 力泳する平井瑞希(撮影・吉澤敬太)
 池江璃花子(手前右)と共にスタートする平井瑞希(撮影・吉澤敬太)
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 「競泳・パリ五輪代表選考会」(17日、東京アクアティクスセンター)

 女子100メートルバタフライ予選が行われ、平井瑞希(ATSC.YW)が57秒23の1位で準決勝に進んだ。体の動きづらい午前中のレースから、パリ五輪の派遣標準記録(57秒34)を突破。18日に行われる決勝で、派遣記録を突破し、2位以上に入れば初の夢舞台が決まる。

 予選から好タイムをたたき出した。前半50メートルを27秒13で折り返すと、隣のレーンで泳ぐ、池江璃花子(横浜ゴム)とデッドヒートを繰り広げてゴール。五輪代表が決まる一発勝負の大会で、独特の雰囲気があるが「思ったより緊張しなかった」と頼もしく、「前半50メートルは意外と速いので調子がいい」とうなずいた。

 1月の北島康介杯で57秒79をマークし、2月には57秒08と自己ベストを連発している新星。56秒台突入となれば池江以来、日本人女子2人目の快挙となる。「準決勝では自己ベスト。五輪に出るとすると、一本ずつ確実に(タイムを)上げていって、決勝のいい記録につなげたいので、そんなレースができれば」と意気込んだ。

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