卓球女子日本 伊藤美誠の的確な助言と優しい表情が際立つ「まるで伊藤監督」「パリ五輪でもベンチにいてほしい」「頼りになります」

 香港戦の第1試合で、張本美和(左端)に声をかける伊藤美誠(右端)ら
 香港戦の第1試合で勝利した張本美和(左端)を迎える早田ひな(右端)ら
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 「卓球・世界選手権団体戦」(23日、釜山)

 女子決勝トーナメント準決勝が行われ、世界ランキング2位の日本女子は同5位の香港を3-0のストレートで下して、ライバルの中国が待つ24日の決勝に駒を進めた。

 結果的に3-0となった試合だが、要所で目立ったのが、タイムアウト時やゲーム間に、この日はリザーブメンバーに回った伊藤美誠のアドバイスだった。

 「美和ちゃんのやりやすいようにやったらいいよ」「相手もそれを待ってるから、そこだけ」「今のままでいいよ」「あのサーブの時にこの返しが来るかも」「(相手が)はちゃめちゃにやってくることはないと思うよ」など、分かりやすい言葉を選びつつ、的確に助言を送る姿がテレビ中継で何度も映し出された。

 コート上では厳しい表情を漂わせる伊藤だが、ベンチで戦況を見守り、味方選手にアドバイスする表情は柔和そのもの。「監督なにも言わないけど美誠ちゃんのアドバイス効いてる」「まるで伊藤監督」「存在感抜群」「パリ五輪でもベンチにいてほしい」「頼りになります」「パリ五輪で伊藤ヘッドコーチも悪くないね」といった反響が集まっている。

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