世界卓球 日本男子初戦はまさかの不戦勝 テレ東痛恨、2時間のBS中継枠 福澤朗アナ「番組編成が大変なことに」 解説の水谷隼らが苦肉の繫ぎ

 「卓球・世界選手権団体戦」(16日、釜山)

 男子1次リーグが始まり、世界ランク3位の日本は初戦で同17位のナイジェリアと対戦する予定だったが、同国エースの世界ランク12位のアルナが体調不良となったため、棄権した。思わぬ形での白星発進となった。同国は3人しかエントリーしていなかった。日本は17日に世界ランク20位のチェコと対戦する。

 日本は張本智和(20)=智和企画=、戸上隼輔(22)=明大=、篠塚大登(20)=愛知工大=、田中佑汰(23)、松島輝空(16)=木下グループ=の5人で臨んでいる。

 午後5時からBSテレ東で中継が始まったが、まさかの事態に“手持ちぶさた”状態に。試合のなくなった選手たちが練習する姿をうつしながらの中継に入ると、早くも選手紹介のVTRに。

 その後、再び練習風景に戻ったが、今後の日程や、チーム状況などの説明に費やすしかなく、解説の東京五輪金メダリストの水谷隼は「1試合でもエネルギーをためていきたいですからね」と、前向きにコメントしつつ、アナウンサーとともに何とか場を繫いだ。

 その後は女子の選手紹介へと入り、その後、再び練習風景に戻った後、22年大会の準決勝で張本が中国の燓振東を破った試合を放送した。

 その後、現地でインタビューを行った福澤朗アナウンサーは「今、テレビ東京、番組編成大変なことになってます」と明かして張本らを笑わせた。張本は「あと5分でラケット提出という場面で棄権を聞いた。試合したかったなという気持ちでした」と率直に明かした。

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