張り手に激高→猛省から一夜 横綱照ノ富士が正代に完敗で2敗目 土俵に座り込み呆然 波乱の結末に座布団舞う
「大相撲初場所・7日目」(20日、両国国技館)
横綱照ノ富士が正代に寄り倒しで敗れて2敗目を喫した。
正代は立ち合いから素早い動きでもろ差しの優位な体勢を作ると、一気に横綱を土俵際へと追いやり、最後は寄り倒しで自身2個目の金星を勝ち取った。波乱の結末に両国国技館には座布団が乱れ飛んだ。
照ノ富士は前日19日の取り組みで、翔猿に食らった張り手に怒りの感情をむき出しにし、押し出しで勝利した後には、土俵上からにらみつけるひと幕があった。また、花道を引き揚げ、モニターを確認する際にも感情を押し殺すことができず、両手でテーブルを叩くシーンがNHKで放送されていた。
支度部屋では「格下相手にあれだけ熱くなってしまって恥ずかしい」とし、続けて「修正したい」と落ち着きを取り戻していたが、まさかの結末に土俵上に座り込み、呆然とした表情を浮かべていた。




