張り手に激高→猛省から一夜 横綱照ノ富士が正代に完敗で2敗目 土俵に座り込み呆然 波乱の結末に座布団舞う

 正代(左)に寄り倒しで敗れた照ノ富士=撮影・棚橋慶太
 正代(左)に寄り倒され痛い2敗目を喫した照ノ富士(撮影・園田高夫)
 正代に敗れ厳しい表情の照ノ富士(撮影・棚橋慶太)
3枚

 「大相撲初場所・7日目」(20日、両国国技館)

 横綱照ノ富士が正代に寄り倒しで敗れて2敗目を喫した。

 正代は立ち合いから素早い動きでもろ差しの優位な体勢を作ると、一気に横綱を土俵際へと追いやり、最後は寄り倒しで自身2個目の金星を勝ち取った。波乱の結末に両国国技館には座布団が乱れ飛んだ。

 照ノ富士は前日19日の取り組みで、翔猿に食らった張り手に怒りの感情をむき出しにし、押し出しで勝利した後には、土俵上からにらみつけるひと幕があった。また、花道を引き揚げ、モニターを確認する際にも感情を押し殺すことができず、両手でテーブルを叩くシーンがNHKで放送されていた。

 支度部屋では「格下相手にあれだけ熱くなってしまって恥ずかしい」とし、続けて「修正したい」と落ち着きを取り戻していたが、まさかの結末に土俵上に座り込み、呆然とした表情を浮かべていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス