Bリーグ B2滋賀にけん責および制裁金150万円の処分 新人選手と上限年俸460万円上回り契約、リーグに提出の契約書を改ざん リーグ側「悪質」

 Bリーグは18日、B2滋賀にBリーグ規約、選手契約および登録に関する規程違反があった事実を認定し、けん責および制裁金150万円の処分を下した。

 Bリーグによると、滋賀が新人選手1人との間で得点の1シーズンの年俸につき、新人選手の上限金額460万円を上回る金額とするプロ選手契約を締結したこと、また滋賀の当時所属していたアシスタントゼネラルマネージャーがクラブ、選手の双方が押印した契約書に記載された年俸金額を上限金額である460万円に改ざんしたこと、同アシスタントGMが改ざんした契約書を真正なものとしてBリーグに提出したことが事実認定された。

 リーグは「本件は公平、公正な新人選手獲得手続きを確保し、Bリーグの持続的発展を目的とするために規定された年俸上限規制に違反し、これを隠ぺいするため、新人選手との間で締結した契約書を改ざんした上、これをBリーグに提出して欺いたというものであり、その行為態様は悪質といわざるを得ない。他方で、クラブは、本問題を認識した後、直ちに社内調査を行い、違反事実を素直に認めた上、再発防止策を策定して実行していると認められ、率先して対応を行ったことは、制裁を考える上で十分に評価されるべきである」と、説明した。

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