ラグビー トヨタは開幕2連勝ならず バレット「連係はまだ課題」観衆3万人超には感謝

 相手をタックルで止めるトヨタのバレット
 横浜に敗れた姫野(左端)らトヨタフィフティーン
2枚

 「ラグビー・リーグワン、横浜24-22トヨタ」(16日、日産スタジアム)

 昨季6位のトヨタは2点差で敗れ、開幕2連勝を逃した。ベン・ヘリング・ヘッドコーチ(HC)は「対等にいいプレーを仕かけたけど、ミスタックルとか非常にディフェンスの時間が長かった。とはいえ粘り強くプレーをしたと思う。結果は残念だが今後のシーズンに向けてはいい未来が待っている。これから修正して先に進んでいきたい」と前を向いた。

 前半を10-17とリードされ折り返したが、後半はWTB岡田優輝とSHアーロン・スミスの連続トライで22-24まで追い上げた。ただ、それ以上の得点を決めることはできず今季初黒星となった。

 昨季は序盤で4連敗を喫するなど上位に離され、4位以内のプレーオフには進めなかった。今季はSHアーロン・スミスやSOボーデン・バレットのニュージーランド代表のハーフを獲得し、バックスを強化した。

 この試合は敵地ではあったものの、リーグワンのレギュラーシーズンでは最多3万1312人の観衆が集まった。スター選手で華麗なプレーだけでなく、最後まで体を張った守備も見せたバレットは「連係はまだ課題を感じている。序盤は自分たちらしくプレーできていなかった。大一番になった時にこういった(接戦の)試合を勝ちに変えられるようなチームになっていきたい」と気持ちを切り替え、「多くのファンの皆さんが会場に駆けつけてくれるのはうれしく思います」と感謝した。

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