関学大は関大に敗れ単独V逃すも抽選で全日本準決勝進出!関西学生アメフト3校同時V 引き当てた海崎主将号泣

 くじを引き当てた関学大・海崎主将(中央)、左は関大・横山主将、右は立命大・山下主将
 くじを引き当て号泣する関学大・海崎主将
 くじを引き当てた関学大・海崎主将(中央)、左は関大・横山主将、右は立命大・山下主将
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 「関西学生アメフト、関大16-13関学大」(26日、万博記念競技場)

 最終節を行い、リーグ5連覇を決めている関学大は関大に13-16で敗れ単独Vを逃した。6勝1敗で関学大、関大、立命大が並び2010年以来の3校同時優勝となった。

 3校で抽選の結果、関学大のLB海崎琢主将(3年)が「1位相当」を引き当て12月3日に行う全日本大学選手権準決勝・九州大戦(春日公園球技場)への進出を決めた。同戦の勝者は同17日の甲子園ボウルに進む。

 悔しい敗戦を喫したが、強運で関学大が目標の日本一へつなげた。大村和輝監督は「引き強っ!と思った。彼(海崎)が一番、頑張っていた。彼で引けなかったら仕方がない」と祈る気持ちだった。

 試合は6-0とリードしながら、関大QB須田啓太(3年)のパスを止められず、2本のTDを許し、逆転負け。「負けの怖さを知らなかった。それが体感できたのは大きい」と日本一へ向け、プラスを強調した。

 海崎主将は左手で当たりくじをつかんだ。「強い気持ちをもって引いた。負けてしまって終わりだと思ったけどぎりぎりつながってよかった。くじ引きとなった瞬間、左手で引こうかと思った。特に意味はないけど、自分が決めたのが左手。1位相当が獲得できてよかった」と安どした。

 観客席に向けたあいさつでは、重圧から解放され感極まり、おえつを漏らし号泣。「負けてるのに泣いていたら恥ずかしいけど、正直ほっとした気持ちが表れてしまって、目に涙が浮かんでしまった」と振り返った。

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