ラグビー世界的名手、涙の終幕 アイルランドのセクストン

 ラグビーのワールドカップ(W杯)で、世界的名手として鳴らしたアイルランド代表SOセクストンの最後の挑戦が終わった。引退を表明し、38歳で臨んだ4度目の大舞台。またも準々決勝の壁にはね返され「おとぎ話のような結末にはならなかったが、これも人生だ」と目を潤ませた。

 世界ランキング1位で開幕を迎え、初優勝が期待されたフランス大会。巧みな試合運びでチームを統率し、持ち前の正確なキックで得点を重ねた。1次リーグでは前回王者の南アフリカ戦で逆転勝利に貢献。B組首位通過に導いたが、14日の準々決勝はニュージーランドに24-28と惜敗し、テストマッチの連勝も17で止まった。

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