日本スケート連盟は１２日、フィギュアスケートのペアの三浦璃来、木原龍一組がエントリーしていたＧＰシリーズ、スケートアメリカ（２０日開幕、アレン）を欠場すると発表した。木原の腰椎分離症のため。

　日本連盟を通じて「この度、私たちはグランプリシリーズ・アメリカ大会を欠場することにいたしました。８月頃から腰に違和感を感じ、徐々に痛みを伴い悪化してきたため、練習拠点があるカナダに戻り診察を受けた結果によるものです。今は一日でも早く練習を再開出来るよう回復に努めたいと思っています。多くの方々からいただく温かい応援がいつも大きな励みになっています。ありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします」とコメントした。

　２人は昨季躍進のシーズンを送り、ＧＰシリーズ２連勝、ＧＰファイナル、四大陸選手権、世界選手権と５戦全勝で年間グランドスラムを達成。今季はＧＰファイナル２連覇の期待が懸かっていたが、今回の欠場により、ファイナル進出の絶望的となった。

　２人はもう１つのＧＰシリーズとしてＮＨＫ杯（１１月２４日開幕、大阪）にエントリーしている。