元幕内・北磻磨が最年長三段目V 37歳奮い立つ「情熱じゃないですか」 三段目では戦後最年長優勝

 豪ノ湖(右)を押し倒しで下し三段目優勝を決めた北磻磨(撮影・開出牧)
 豪ノ湖(右)を押し倒しで破り三段目優勝を決めた北磻磨(撮影・開出牧)
 豪ノ湖を押し倒しで破り三段目優勝を決めた北磻磨(右)=撮影・三好信也
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 「大相撲秋場所・13日目」(22日、両国国技館)

 西三段目二枚目、北磻磨(山響)が豪ノ湖(武隈)との無敗対決を押し倒しで制し、7勝無敗で三段目優勝を果たした。

 北磻磨は昭和61年度生まれ「花のロクイチ組」の幕内経験者。37歳1カ月25日での三段目優勝は、2013年秋場所で天一が記録した35歳10カ月5日を超える戦後最年長の優勝記録となった。

 長らく十両や幕下にとどまっていたが、今場所は2008年初場所以来の三段目だった。だが、それも「土俵に上がるとそんなに気にならなかった。三段目に落ちても応援してくれる。それが本当に力になるっていうことだと思う」と意に介さないどころか、力に変えた。

 最年長の優勝記録には「年は気にしていない。まだまだ稽古もできてる」と健在ぶりをアピール。報道陣に経験値以外での優勝の要因を問われると「情熱じゃないですか(笑)。好きですから。情熱は変わらない」と笑顔で答えた。

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