バレー女子 井上愛里沙が両チーム最多17得点爆発「ふふふ」照れ笑い 日本連勝発進

 「バレーボール女子・W杯、日本代表3-0アルゼンチン代表」(17日、代々木第一体育館)

 24年パリ五輪予選を兼ねた大会が開幕し、世界ランク8位の日本は同18位のアルゼンチンに3-0(25-18、25-18、25-23)で快勝した。17日のペルー戦に続き連勝発進を決めた。

 井上愛里沙(日本バレーボール協会)は両チーム最多の17得点と爆発。左サイドから強烈なスパイクで先制点を挙げると、その後も軟打やフェイントを織り交ぜて何度も相手コートを打ち抜いた。主将でエースの古賀紗理那(NEC)が徹底マークされて9得点と苦しむ中、役目を全うした。

 アタック効果率6割超えを報道陣から伝え聞くと、し合いの張り詰めた表情からゆっくりと口角をあげて「ふふふ」と照れ笑い。「相手のミドルが高くて、仕事をさせないことが1つあった。そこにむやみに当てにいかずに揺さぶっていこうと決めていた。フランスで対戦した相手なので特徴も分かっていた。うまくそこを利用して得点することができたのかな」とうなずいた。

 次戦は19日に世界ランク22位のプエルトリコと対戦する。

 ◇バレーボール・パリ五輪への道

 出場枠は開催国のフランスを含め12カ国。今回のW杯は世界ランク上位24カ国が8チームずつ3組に分かれて、それぞれのプールを戦い、各組上位2カ国、計6カ国が五輪出場権を獲得する。残る5枠は来年のネーションズリーグ予選ラウンド終了時点での世界ランキングで決定となる。

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