新大関・霧島が右肘痛める 出稽古を途中切り上げも「問題ない。大丈夫」
「大相撲名古屋場所」(9日初日・ドルフィンズアリーナ)
新大関の霧島(陸奥)が4日、名古屋市西区の佐渡ケ嶽部屋に出稽古したが、右肘に痛みを訴えて途中で切り上げた。小結琴ノ若らと18番取った後に患部を氷で冷やし、帰り際には「問題ない。大丈夫」とだけ話して車に乗り込んだ。
右肘にはサポーターを施し、申し合いに臨んだ。右で突き放した際には、肘を曲げ伸ばしして気にする場面も。同じく出稽古に来ていた幕内錦木や新入幕豪ノ山と番数を重ねた後、土俵際でもつれた琴ノ若との2番目で投げを打ち、悪化させたようだ。注目の場所に向け「『さすが大関』と言われる相撲を取っていきたい」と意気込み、精力的に稽古を重ねてきた。仕上げの調整を行う段階で不安材料が浮上し、暗雲が垂れ込めてきた。





