バスケ男子 ホーキンソン・ジョシュ イチロー氏からエール 「夢がかなった瞬間」 24年パリ五輪切符を戦い抜く

 バスケットボール男子日本代表が26日、都内で合宿を公開し、ワールドカップ(8月25日開幕、沖縄ほか)に向けて始動した。米国出身で2月に日本国籍取得したホーキンソン・ジョシュ(28)=SR渋谷=は、米大リーグ・マリナーズなどで活躍したイチロー氏(49)=現マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター=と6月に交流。エールを力に24年パリ五輪切符を獲得できる大一番を戦い抜く。主将は21年東京五輪代表の富樫勇樹(29)=千葉J=に決まった。

 W杯を勝ち抜くためのキーマンがレジェンドからエールをもらった。ジョシュは今月中旬に自身のエージェントを通じて、Tモバイル・パークでイチロー氏と対面。「W杯頑張って」と声をかけられたといい、「夢がかなった瞬間だった」と興奮気味に振り返った。

 シアトル出身で、イチロー氏がマリナーズ移籍時から大ファン。憧れの存在に会えるとあって、友人からもらったオリックス時代のユニホームと書籍を持参し、マリナーズのユニホームと合わせて計3つのサインをもらったという。「6歳の時から憧れのヒーローと会えて本当にうれしかった」と笑った。

 日本代表最長身の208センチで、6月のバーレーン戦ではチーム最多の22得点10リバウンドと大活躍。トム・ホーバス監督も「3点シュートも打てて、周りも見える」と絶賛する逸材だ。アジア1位でパリ五輪の切符が獲得できる大一番へ。〝イチ流魂〟を力に日本の新戦力がW杯を戦い抜く。

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