「卓球・Ｔリーグ・ノジマカップ」（１８日、東洋大赤羽台キャンパス）

　２４年パリ五輪代表選考ポイント対象大会を兼ねて行われた。女子シングルス準々決勝では、張本美和（１５）＝木下グループ＝が、５月の世界選手権銅メダルの早田ひな（２２）＝日本生命＝に１－４で敗れた。

　第１ゲームこそ先取したものの、徐々に主導権を握られて防戦一方。４連続でゲームを奪われて、逆転負けを喫した。試合後は天井を見上げながら「悔しいですね」とぽつり。「他の選手だと勝つイメージがあるけど、早田さんとやると違う。まだまだだなと感じた」と涙を流して悔しがった。

　パリ五輪選考レースは現在７番手。今大会で得られる点数はわずか１０点にとどまった。代表入りへ、厳しい戦いは続くが「目標のパリ五輪に出ることは変わらない。今日はしっかり休んで早田選手との試合は反省して、次戦うときに生かせるようにしたい。明日から切り替えて、国際大会で勝てるように頑張りたい」と前を向いた。