霧馬山の「霧島」改名に鶴竜親方「師匠がいるので。なかなかしこ名では呼べないかも」と苦笑い
日本相撲協会は31日、東京・両国国技館で大相撲名古屋場所(7月9日初日、ドルフィンズアリーナ)の番付編成会議と臨時理事会を開催し、夏場所の11勝を含め直近3場所合計34勝を挙げた関脇霧馬山(27)=陸奥=の大関昇進を満場一致で決めた。
陸奥部屋付きの鶴竜親方(元横綱)は「よく頑張ったなと。うれしいという気持ち」と目を細めた。現役時代の2019年7月に井筒部屋から転籍後、弟弟子となった同郷の後輩に目をかけてきた。6月3日には自身の引退相撲も控える。霧馬山は大関として出席することを誓っていただけに「素晴らしいですね。有言実行できてね。チャンスを一発で生かしたのは、やっぱり本人の持っているものだと思うし、メンタルの強さもあると思う」とたたえた。
昇進伝達式後の会見では、霧馬山が師匠のしこ名である「霧島」に改名することも発表。鶴竜親方は「ちょっと呼びづらいなっていうのはありますね。師匠がいるので。本名で呼びます。なかなかしこ名では呼べないかも」と苦笑していた。





